2018年の10枚

3月になりますが2018年の特に良かったと思うアルバム10枚です。

絶望的な文章とワードセンスですがこの10枚は紛れもなく最強なので何かの参考になれば嬉しいです。

 

 

1.GOLD / Age Factory

 


1.GOLD

2.See you in my dream

3.WORLD IS MINE

4.HUNGRY/猿

5.白昼夢

6.Moony

7.million

8.My green friend

9.kicks night

10.TONBO

 


風格、音圧、歌詞全てが独特。日本人にしかできない最強の邦ロック。

激情的に叫んで、丁寧に歌ってコロコロ表情を変えながらも一貫してフレーズが一つ一つ丁寧に歌われてる。

そんなボーカルに重なる綺麗なコーラスが曲の鋭さがマイルドにもしてくれてて、そんな曲が散りばめられているから胃もたれせずに何回でも聞けてしまう。

 

 

 

 

 

 

2.COLORS / Chemical Volume

 


1.AUTO REVERSE 

2.KAN-DAN 

3.通り雨 

4.ラベンダー 

5.裸の王様 

6.Mental Health 

7.See The World 

8.CHAOS 

9.針 

10.Coming up 

 


宅録サラリーマンユニットChemical Volumeの2ndアルバム。

いや、クオリティが…これ本当に宅録?の一言には留まらず、とにかく丁寧で綺麗な音。

1枚聴き終わったあとの満足感と幸福感は他ではなかなか得られない。どこかスピッツのような、くるりのような、でもどれとも違う。ライブがない(というかできない)のが本当に惜しいバンド。

 

 

 

 

 

 

3.エスカパレード / Official髭男dism

 


1.115万キロのフィルム 

2.ノーダウト

3.ESCAPADE 

4.LADY 

5.たかがアイラブユー 

6.されど日々は 

7.可能性

8.Tell Me Baby 

9.Second LINE 

10.Driver 

11.相思相愛 

12.ブラザーズ 

13.発明家 

 


こんなに大丈夫?ってくらいまさにOfficial髭男dism全部盛り。

ノーダウトがドラマ主題歌に大抜擢されて一発屋的な扱いにならなければいいなと思ってたけど、これを聞いたらそれは絶対にないと確信できた。

アップテンポもバラードも全く雰囲気が違って、いろんな角度で作られていてとにかく聞いてて楽しい。

これから先も本当に楽しみ。

 

 

 

 

 

 

4.重力と呼吸 / Mr.Children

 


1.Your Song

2.海にて、心は裸になりたがる

3.SINGLES

4.here comes my love

5.箱庭

6.addiction

7.day by day(愛犬クルの物語)

8.秋がくれた切符

9.himawari

10.皮膚呼吸

 


書き尽くされたであろうこのアルバムのレビュー、わざわざ紹介する必要はない気もするけど本当によかった。

ミスチルに憧れた若手バンドを辞めさせるくらい音で圧倒すると言う桜井さんの自信もわかるくらいの歌詞、演奏、歌声、楽曲の幅広さ。どこを取っても完璧としか言えない。

あと、2曲目のタイトルと曲のギャップが凄い。

 

 

 

 

 

 

5.ヨル ヲ ムカエニ / kobore

 


1.爆音の鳴る場所で

2.ローカルから革命を

3.ヨルノカタスミ

4.君のことばかりだ

5.テレキャスター

6.ヨルヲムカエニ

 


ネクストブレイクバンドが数々いる中でkoboreはひとつ抜けていると思う。

1曲目からここまで突き刺すような曲は素直に凄いし、一貫してシンプルな楽曲と歌詞なのに何回も聴きたくなる不思議な魅力がある。

2020年くらいには手が付けられないくらい売れてると思う(というかそうなってて欲しい。)

(2曲目のローカルから革命をがネズミのバンドのある曲に似ている気がするのはまあいいか…)

過去の曲も新譜も良いです。

 

 

 

 

 

 

6.Moon Boots / Bird Bear Hare and Fish

 


1.ウクライナ

2.ライカ

3.ダッシュボード

4.レプリカント

5.Hearts

6.夏の光

7.ページ

8.Wake Up

9.Different

10.骨の音

11.次の火

12.Work

 


Galileo Galileiのメンバーで結成されたバンド。(バンド名が長い)

ちょっとシューゲイザーっぽい幻想的な雰囲気が増しながらも曲の美しさは言わずもがな。

1曲目からアルバムの世界にグッと引き込んでくれ、初めて聞いても次はどんな曲が来るのだろうと、何回も聞いていても次の曲が分かっているからこそ最後まで聞きたくなる。

好きな本を何度も読みたくなるような感覚のアルバム。

 

 

 

 

 

 

7.In Colors / ART-SCHOOL

 


1.All the light We will see again

2.Touching distance

3.Dreaming Of You

4.OK & GO

5.スカートの色は青

6.Tears

7.Shining 夕暮れ

8.evil city/cool kids

9.光のシャワー

10.In Colors

 


ART-SCHOOLここに来て傑作。

最高傑作というかどうかは好みで大きく個人差があるので言わないけど過去1番わかりやすいART-SCHOOL。そして今回は何より木下の声が良い。

1曲目からいい意味でこれアートの曲かよって思わせながらも3曲目のような今までのファンも唸るようなキラーチューンもある。何より最後の曲がまさにこのアルバムの締めに相応しく、ART-SCHOOLが辿り着いた境地とも言えるような美しさ。

全部聴き込んでいる訳では無いけどART-SCHOOLをオススメするなら1st一択だったけどこれも充分オススメ。

 

 

 

 

 

 

8.まだ俺になる前の俺に。/ 時速36km

 


1.スーパーソニック

2.七月七日通り

3.ウルトラマリン

4.夢を見ている

5.石神井川

6.クソッタレ共に愛を

7.死ななきゃ日々は続く

 


全曲クライマックス、これは勝手に腕が上がってしまう曲だらけ。

決して高いわけじゃない歌唱力、でも突き刺さる歌詞。誰に向けた曲かはわからないけど自分のためのような気がしてしまう。スーパーソニックから七月七日通りへの流れが本当に好き。

何でかわからないけど明日が嫌、そんな日に聞きたくなるアルバム。そして「夢を見ている」の歌詞にニヤッとして下さい。

 

 

 

 

 

 

9.泣きたくなるほど嬉しい日々に / クリープハイプ

 


1.蛍の光

2.今今ここに君とあたし

3.栞

4.おばけでいいからはやくきて

5.イト

6.お引っ越し

7.陽

8.禁煙

9.泣き笑い

10.一生のお願い

11.私を束ねて

12.金魚(とその糞)

13.燃えるごみの日

14.ゆっくり行こう

 


新作が出る度タイトルでこれはどうだ?ってなりつつも聞いてみると結局またしても最高なのかよでお馴染みクリープハイプ

栞かかなり一人歩きしてしまったけど他のどの曲も歌詞に幸せが溢れている。ただのハッピーソングというわけじゃなくてまさに「今」の幸せ、「今」が幸せという所がクリープハイプらしい。

それにしても尾崎世界観から「もう幸せと言いきれるよ」なんて言葉が出てくるなんて。

 

 

 

 


10.Tourist / Helsinki Lambda Club

 


1.マリーのドレス

2.PIZZASHAKE

3.Jokebox

4.引っ越し

5.Time, Time, Time (Album Mix)

6.ロックンロール・ブランクスター

7.何とかしなくちゃ

 


Helsinki Lambda Clubの幅広さが全面に出た大人なアルバム。

曲が進む度にいろんな表情が見え、こんな曲もあるの?とまさに知らない場所を旅しているよう。

「Jokebox」のキレのある展開と「引っ越し」の火星にでも引っ越そうかという歌詞とメロディが好きで何回も聞いた。

 

 

 

 

 

 

 


他によかったもの

Too Much Is Never Enough / FIVE NEW OLD

サラダデイズ / Saucy Dog

手 / teto

日々凛々 / ヒグチアイ

ONE! / ネクライトーキー

SODA POP FANCLUB 2 / サイダーガール

タイム・ラプス / きのこ帝国

今宵零時、その方角へ / WOMCADOLE

NOW PLAYING / AL

CONFESSION / evening cinema